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全国在宅リハビリテーションを考える会の福井定例会に参加しました!

こんにちは、ブルーポピーの杉本です。
先日、7月1日(土)に全国在宅リハビリテーションを考える会の福井定例会にwebで参加しました。
産業医科大学の松田晋哉先生の講演は、非常に興味深いものでした。質疑応答での先生の回答によると、「地域包括ケアの実現」には”カリスマ型の仕組みづくり”よりも、”続けていける仕組みづくり”が必要だということでした。また、一人に負担をかけるのではなく、全員が参加する仕組みが重要だということも仰っていました。
情報共有についても、「福祉系」と「介護系」では同じ言葉でもイメージが異なることがあり、用語の概念を共有することや映像を用いることの重要性を強調されていました。
こうした視点から考えることで、より良い在宅リハビリテーションの実現に近づけると感じました。

シンポジウムの第二部では、ほっとリハビリケアシステムズの松井社長から、地域包括ケアシステムの福井モデルについてお話を聞きました。福井モデルでは、越前市で行われている介護予防事業が地域共生社会の実現に向けた取り組みとして紹介されました。具体的には、越前市では地域のインフラを積極的に活用して介護予防に取り組んでいるとのことでした。また、株式会社ジェネラスの小山社長からは名古屋モデルとして「子どもたちからお年寄りまでモデル」、リハビリコンパスの袴田社長からは埼玉モデルとして「包括的在宅ケアサービス中心モデル」、さらに創心會の二神社長からは岡山モデルとして「就労支援までモデル」のお話もありました。
どのお話も各地域に合わせた社会参加の取り組みであり、非常に興味深い内容でした。視野を広げることができ、大変学びのある講演でした。